断易でボートレースを占う(3)

引き続き「断易でボートレースを占う」続きである。

実際、ボートレース中継を見るとわかるのだが、内枠(1コース)は画面上部でそれから下に向かって2コース、3コースになっている。

絵にしてみるとこんな感じである。この図は実際のレースの前に1度スタート練習みたいなのをするのだが、その結果を表示したものである。(競馬でいう返し馬みたいなものだろうか)

とりあえずこれに従って卦の上爻を1コースとして、以下、画面下に下がっていき、初爻を6コースとした。

第1レース

占時:癸卯年 癸丑月 庚辰日 空亡:申酉
(1/23追記:日付違ってました。正しくは辛丑年 辛丑月 乙亥日 空亡 申酉 しかし、占いではまちがいにも意味がある、と言われているのでこのまま行きます)

兄 ○ 卯(世)
孫 ○ 巳→父子
財 ● 未(応)
官 ○ 酉
父 ○ 亥
財 ● 丑

まず最初のレース。どう予想するか。単純に考えて旺相する爻(コース)が強く、弱い爻は弱いと考えた。ただし、空亡は除く。この段階では六親は考慮に入れなかった。

予想:6−2−3
結果:5−3−6

結果の5番1着は解釈に悩むところ。月建・日辰から尅されて弱いもいいところだからだ。予想では2番(5爻)を入れているが、これは回頭尅だから一応動爻で勢いがあるのではないかと思ったが、やはり弱かったようだ^^;;;  まあ、3,6と2つの数字は拾えてるしとりあえず悪くはない^^

第2レース

財 ● 子
兄 ○ 戌
孫 ● 申(世)
兄 ○ 辰
官 ○ 寅 伏神:父巳
財 ○ 子(応)

予想:4−2−1
結果:1−2−3

予想では空亡である4爻の申を外したが、実際には入ってきて予想を外した。3爻は月建と日辰が同一五行だが、来ず、2爻の戌は冲だが結果に食い込んでいる。この辺はチェックポイントかもしれない。

第3レース

父 ○ 戌(世)
兄 ○ 申
官 ○ 午
父 ○ 辰(応)
財 ○ 寅
孫 ○ 子

予想:1−4−2
結果:1−2−3

ここでも辰は同一五行だが入っていないし、申は空亡だが入ってきている。ここに来て空亡は無視してきている。3着の午は謎(理由がわからない)

第4レース

官 ● 酉
父 ● 亥
財 ● 丑(世)
官 ○ 酉
父 ○ 亥→孫午
財 ● 丑(応)

予想:3−6−2
結果:3−2−5

4爻(3番)の丑は同一五行。2着の5爻は尅される五行、3着の亥も同様でおまけに動いて絶に化している。4爻と初爻は同じ支なのに片方しか入らないのも謎である。支も六神も一緒なので、六獣あたりで区別つけるしかない。ちなみに4爻(3番)は朱雀、初爻(6番)は白虎である。

第5レース

父 ○ 戌→未
兄 ○ 申(応)
官 ○ 午
兄 ○ 申
官 ● 午(世)伏神:財寅
父 ● 辰   伏神:財卯

予想:2−6−1
結果:1−2−6

順番こそ違え、始めて全部の数字が一致した(笑)空亡は無視していいというのは、セオリーにしてよさそうだが、他は難しい。例えば上爻(1番)の戌はこれまでの傾向から採って大丈夫だが、動爻となって退神になっているから、ひょっとして大丈夫かなと不安を持っていた。更に初爻(6番)の辰はこれまでのセオリーなら採ってはいけないはずだが、ここでは滑り込んでいる。今回は伏神がいるからどうかなと思って入れたのだが、それが原因なのか、どうか。

第6レース

父 ● 戌
兄 ● 申
官 ○ 午→丑(世)伏神:孫亥
兄 ○ 申
官 ● 午     伏神:財卯
父 ● 辰(応)

予想:2−4−1
結果:4−1−5

上爻(1番)を採用するのはこれまでの流れから常道。3爻(4番)を採るのもこれまた空亡でこれまでのセオリー通りである。問題は2爻(5番)をなぜ採るか、である。私の予想では4番を取れば2番もである(同じ申だから)。これはちょっと研究課題(かもしれない)。

 

長くなったので、今回はここまで。

 

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