スピリチュアルの話③

スピリチュアル

前回までの話は以下の通り。

スピリチュアルの話②
前の話は以下のとおり。 僕の「催眠術」によくかかる3人の友人がいた。そのうちの2人、O君とT君に「異変」が...

催眠術を止めてからの自分はしばらく普通の生活をしていた。普通に学校に通い、普通の生活を送っていた。

次にこちらの方に戻ってきたのは、学生生活が終わり社会人生活を始めて何年かたった頃だったと思う。趣味として始めた「パソコン通信」の世界で、何人かスピリチュアルというか、不思議な話が好きな人たちがいて、彼らに感化されてまた本などを読むようになった。

そのうち、本だけでは飽き足らずセミナーなどにも顔を出すようになった。最初に興味を持ったのは「チャネラー」と呼ばれる人たちによるチャネリングセッションだった。違う宇宙の意識体だの、高次のガイドからの情報だの、今にして思えば「本当か?」というような感じなのだが、当時は好奇心が勝り何度となく、そういうイベントに足を運んだ。今となってはそこでどんな話がされていたのかはさっぱり覚えていないのだが、しばらくすると今度はただ聞くだけでは物足りなくなって、自身でチャネリングをする、チャネラーになるというセミナーに顔を出すようになる。20代半ばくらい頃である。

そのときは結局、「チャネラー」にはなれなかった。興味はあるものの、やはり心のどこかでうさんくささを感じていたのかもしれない。続いて興味を持ったのは「ヒーリング」でこれはレイキというヒーリングテクニックをマスターレベルまで受講した。この過程で、あるレイキマスターからホロスコープを簡単に読んでもらい、そこで占星術への興味も持つようになった。

そのレイキマスターに私の人生の目的を聞いて、こう伝えられたのを覚えている。

「あなたの今生の使命は、結婚して、子供を作ってちゃんとした家庭を築いて生活することです」

当時の自分はもっと「高尚な」目的を欲していたので、この言葉には正直落胆した。同時にどうして星の配置からそんなことがわかるのだろうとか思ったものだ。

今は少しは占星術を学んだから、どうしてそう言われたのかはなんとなく想像はつく。そして今の自分は結婚はしたけれど子供はいないから、目的の半分しか達成していないことになる。

他にもブリージング(呼吸法)なども学んだが、その話はまた別の機会に。こんなことをしながら、普通の生活をしつつ歳を重ねているのが今の自分である。

 

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